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Ver.0.7.x


2点測定連続測定地図の測り方フリースケール方眼線キャプチャー
前回値と結合ルーペ(拡大鏡)画面補正設定ショートカット


 

はじめに 

デスクトップメジャー「測ルンです」はデスクトップ上に表示されているものなら何でも、そのサイズや距離を測ることができる物差しツールです。

◆測定単位はピクセル・ミリ・画面ミリ・ポイント・インチ・Twip・尺度・フリースケール。目測に便利な方眼線や基点の確認に便利なルーペ(拡大鏡)機能があります。

◆測定中はリアルタイムで長さ(距離)、幅、高さ、および角度を表示できます。

◆尺度測定では様々な尺度の地図を正確に測ることができ、移動に掛かる所要時間も計算します。(徒歩、自転車、自動車、新幹線、任意の時速指定で算出可)

◆フリースケールでは5つまでの好きな単位を登録し、様々なスケールの長さを測ることができます。

◆画面に収まらない地図や画像を測定したいときに、前回測定値と結合する機能もあります。

※最も多かった問合せで、ディスプレイに直接定規を当てて「測ルンです」の測定値とズレるという方のために、画面補正の機能を追加しました。この測定値は「画面ミリ単位」として表示されます。
※ディスプレイの解像度と単位の関係についてはかなり面倒な説明が必要になりますので、ここでは割愛させていただきます(^o^;;興味のある方はPPIとかDPIとかをキーワードにして検索してみてください。

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使用方法

起動するとタスクトレイに常駐し、待機します。(下図)

注意:動作にはVisualBasic6(sp3以上)のランタイムが必要です。
なっちゃんずらんたいむ」をご利用ください.




アイコンをクリックするか、F11キー(変更可)を押すと、測定モードになります。
このとき右上にが点滅します。

「ESCキー」で待機モードに戻ります。(キーボードショートカット一覧参照)

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■2点測定

始点と終点をそれぞれクリックします。右クリックすると始点をキャンセルできます。

より正確な始点・終点を指示するため、キーボード「↑」「→」「↓」「←」によるマウスカーソルの移動と、「スペース」キーによる左クリック(右クリックは「Shift」+「スペース」)も可能です。
(キーボードショートカット一覧参照)


終点をクリックすると、対角線の長さと幅と高さを表示します。



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■連続測定

図形の周辺や経路など、複数のポイントを連続して指定し、全長を測定することができます。右クリックでポイントの修正やキャンセル、終点(確定)を選択します。(下図)


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■地図の測り方(尺度を持つもの)

尺度のある地図も正確に測ることができます。下図は1/100万の地図(鎌田輝男さん作のフリーソフト「白地図 KenMap」で作成しました)ですが、尺度リストから「1/100万」を選択(手入力も可)します。



地図を画像にした場合、尺度が不正確になることがありますが、補正することで正しく測定することができます。
正確な地図には尺度が記載され、基準の距離が表示されていますので、その距離を測定し、実測値とのズレを「尺度補正」で調整します(下図)。調整後、地図を測定すれば自動で補正された距離を計算します。



※オマケとして、測定した距離を様々な移動方法で要する時間も表示します。
※尺度とフリースケールで測定した距離から計算できる他、手入力で任意の距離を指定して計算させることも可能です。
(下図)



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■フリースケール

顕微鏡写真やGoogleMapなどのように地図尺度では測れないような画像を測定するのに便利です。
基準となる画像を測定し、その長さを「フリースケール基準長登録」で登録します。(下図)



単位は「設定」で5つまで自由に登録できます。
※初期値は「m」「Km」「万Km」「μm(マイクロメートル)」「nm(ナノメートル)」



基準長登録後、実測値(ピクセル)に対して変換比率を掛けることで長さを求めます。

・フリースケールの単位は左図のように選択

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■方眼線

方眼線を表示させることで目測が可能になります。
始点を入力する前に、右クリックして左図のメニューを
表示し、方眼表示を選択します。

※キーボードショートカットが使えます。(キーボード・ショートカット一覧参照)
「X」=ピクセル単位方眼、「M」=ミリ単位方眼
「P」=ポイント単位方眼、「I」=インチ単位方眼
「T」=Twip単位方眼、「S」=尺度単位方眼
「F」=フリースケール方眼
「D」=画面ミリ単位方眼
「0」=方眼OFF、「1」=細かく、「2」=中程度、「3」=大まか


「設定ダイアログ」


「10km方眼線が引かれた図」
※5目盛り毎に実線が入り目測しやすくなっています。



※測定中にも、長さ(L)、幅(W)、高さ(H)、角度 を表示しますので大変便利です。(下図)
  連続測定時には、始点からの累計値、3点角度が表示されます。
  表示も吹き出しタイプもあります。また非表示にすることもできます。(Ver.0.5.0より)






※吹き出しの色は、測定用ライン線の色によって3種類あります。(設定画面参照)

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■キャプチャー

測定結果の画面で「キャプチャー」ボタンを押すと、測定範囲の矩形をキャプチャーすることができます。


 「保存」はBMP形式での保存。
 「起動」はBMPファイルに関連付けられた
 アプリケーションが起動します。
  ※設定で起動アプリを指定可。




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■前回値と結合

画面に収まらない地図等を測定したいときに前回測定した値と結合することができます。
測定結果の画面で「前回値と結合」をクリックし、結合方法を選択します。(下図)



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■ルーペ(拡大鏡)

測定中にキーボード「Z」を押すとサブウィンドウにマウスカーソル付近を拡大して表示します。もう一度Zキーを押すとサブウィンドウが閉じます。(右クリックメニューからも選択できます)


 拡大率は2〜5倍まで選べます。

 オレンジ色の枠をドラッグすることで
 位置を変えられます。
 (サイズの変更はできません)


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■画面補正

測定結果の画面で「画面補正」ボタンを押すと(「画面ミリ単位」選択時有効)、ディスプレイの実測値とミリ単位の測定値のズレを補正することができます。



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■設定

待機中、タスクトレイのアイコンを右クリックしメニューから「設定」をクリックしてください。
ホットキーやラインの幅(太さ)や色を選択できます。
Windows起動時に自動で常駐させることもできます。
キャプチャー後、指定のアプリに引き渡して起動させたい場合、プログラムを指定します。
 ※未入力の場合、BMPファイルに関連付けられたアプリで起動します。



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■キーボード・ショートカット

キーボード・ショートカット一覧
F2 2点測定 F3 連続測定 ESC 待機中に戻る
X ピクセル単位方眼 M ミリ単位方眼 P ポイント単位方眼
I インチ単位方眼 T Twip単位方眼 S 尺度別単位方眼
D 画面ミリ単位方眼 Z ルーペ表示(ON/OFF)
F フリースケール単位方眼 ※Fを続けて押すことで5つの単位を順次切替
0(数字) 方眼非表示 1(数字) 方眼(小) 2(数字) 方眼(中)
3(数字) 方眼(大) SPACE 左クリック。[Shift]+[SPACE]は右クリック
CTRL+0〜9、ALT+1〜3 CTRLキーと数字は測定線幅の変更、ALTキーとは線色の変更
注意 上記ショートカットは「ESC」を除き、始点入力前に有効です。
←↓→↑ マウスポイント移動。[Ctrl]キーと併用で高速移動
Shift 始点指定後、Shiftキーを押すと、水平・垂直・45度で次点を指定可能。

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